「風評被害で被った損害について弁護士に相談しています」というメールが届いたら……(ネット上のトラブル事例)

自分のブログで、あるお店の批判的な記事を書き、同じ感想を抱いている方からも多くコメントが記入され反響の大きな記事となりました

最近、ブログを書いている人も増えてきています。外食をした日に、写真を載せ、感想を書いたという経験のある人も多いのではないでしょうか。自分のブログですから、本来自由に「不味い」という批判的なコメントも含めて、書けるはずです。
しかし、それは時にトラブルを招いてしまうことがあります。
私は、ネット上でブログを運営しています。記事のジャンルは多岐にわたりますが、雑記として、お店で食べたメニューの感想を書くこともあります。読者の存在を特に意識することなく、美味しければ美味しいと書き、不味ければ口に合わなかったと書くようにしていました。
半年ほど前に、いつものように私はあるお店の感想を書きました。ただ、そのお店の店員のマナーが悪く、苛立たしさもあったので、いつも以上に批判的な記事となりました。加えて、読者の方にも、同じ感想を抱いている方がいらっしゃったようで、いつも以上にコメントが記入され、反響の大きな記事となりました。

「あなたの記事によって風評被害を被り、弁護士に相談し法的手段を採る用意もできています」というメールが届き…

そして、後日、そのお店の主人を名乗る方から、ブログで公開していた私の個人アドレスにメールがありました。そのメールには、「あなたの記事によって、風評被害を被り、売上げが大きく減少しました」といった内容が書かれていました。いたずらかとも思い放置していたところ、「弁護士に相談し、法的手段を採る用意もできています」というメールが届きました。
さすがに不気味に思い、私は、その記事を削除しました。その後、メールは届かなくなりましたので、メールに書かれていたことが事実なのかを確かめることはできません。
大きな反響があったとはいえ、1個人のブログです。仮に損害賠償を請求されたとしても、因果関係を立証することはできず、請求は認められないでしょう。ただ、このようなトラブルが生じかねないことを私は身をもって知りました。今後は少しだけ気を付けるつもりです。